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活動場所の紹介

 

葛城山の麓、持尾城趾の直下に炭窯がある。そこから見える山並みは針葉樹がほとんどであるが、昔はクヌギ・コナラ山で、いたるところで炭が焼かれていたそうである。
当時は8〜10年のサイクルで木を伐っていたが、燃料革命以後見捨てられた山の40年以上たった大きな木を伐っている。また、持尾城趾の花木林、ササユリ育成林、弘川寺の桜山、伐木予定地の背丈の倍ほどになった笹などの下草刈りをしている。

 

会の活動内容

 

身近な自然である里山を薪炭林として活用し、農を含めた人の営みの中で保護・育成を図る。クヌギの苗を植え、下草を刈り、木を伐り、炭を焼き、炭を売る。一連の山仕事を年間を通して具体的に実践し、真剣に遊ぶ豊かな時間の楽しみ方を提唱する「どんびクラブ」・「日曜炭焼き師入門塾」、自然との付き合い方を学ぶ「フリースクール1回生」、自然との関わり方を実習する「フリースクール2回生」、人工林の年間作業を実習する「辻谷ゼミ」などの自然への気づきと人を育てる活動、8反ほどの田で自分が食べるための米を作る「タントンハン」、暮らしの知恵と文化を学ぶ「おはまこはま」、環境教育プログラムとして「スウェットロッジセレモニー」、ファシリテーター養成講座「ぴ・ぴ・ぴラボ」、月1回会報「ちゃこ一る」の発行。以上の活動を炭と薪の売却益・受講料・年会費で賄える事業体(好きなことをして、そこそこ食っていける)を目指す。

 

 

 

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